「プライバシーを無用に侵害することはない」野党の追及に総理が説明

TBS報道局政治部 総理の番記者 山崎匠 記者:
野党側が訴えているのが、まず「国民のプライバシー」に関する懸念です。

高市総理は、「行うのは安全保障やテロなど、国政運営に資する情報活動であり、このような観点に基づかない指示は行わないので、プライバシーを無用に侵害することはない」と答弁で説明しています。

さらに、「適切な運用が行われているか」を誰が判断するのか、というチェック機能に関する懸念もあります。

こちらについては、閣僚が基本方針などを定めて仕組みを整備するとしていて、高市総理は「仕組みが整備されることは、政府の情報活動に対する民主的統制の強化に資するものと考えている」と説明しています。

井上キャスター:
日本は「スパイ天国」と揶揄されることもある中で、高市総理は「国民の安全や国益を戦略的に守る。そして情報力を強くすることで、日本を守る」としています。

理念としては大切だと思う一方で、その運用の透明性をどのように担保するのか。その線引きをしなければ、政権による恣意的な運用も可能になってしまいますので、その点はしっかりと見ていかなければいけないと思います。

出水麻衣キャスター:
今までは内閣が主導する形だったのに、なぜ国家までレベルを上げる必要があるのかという点に疑問を感じる方が多いと思います。

TBS報道局政治部 山崎記者:
今まで各省庁で縦割りになっていた業務をスムーズにできるようにするというのが、格上げの理由の1つとして説明されています。

(格上げされれば)海外からの見られ方も一部変わる可能性はあると思います。アメリカの「CIA」や、イギリスの「MI6」のような組織と肩を並べるといった声もあります。