■MLB ブルージェイズ1ー4ドジャース(日本時間8日、ロジャース・センター)

ドジャースの大谷翔平(31)が、敵地でのブルージェイズ戦に“1番・DH”でスタメン出場し、3打数1安打2四球、第1打席で四球を選び連続出塁が“42”となり、2009年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本選手最長記録の“43”にあと1に迫った。第2打席でライトフェンス直撃のヒットで4試合連続安打。先発・山本由伸(27)は7回途中1失点で2勝目を挙げた。ブルージェイズの岡本和真(29)は“5番・三塁”でスタメン出場、4打数1安打、2試合連続安打となった。

「インコースを攻められたり変化球を投げられたりして焦ることもあるが、センター中心に打てている時は、彼が最高の状態にある時だ」と2試合連続3号、41試合連続出塁と続けている大谷を称賛したD.ロバーツ監督(53)。

ブルージェイズの先発はK.ゴーズマン(35)、通算成績は12打数2安打、1本塁打。昨季のワールドシリーズでは5打数0安打と苦手としている投手。大谷は1回の第1打席、しっかりとボールを見ていき、際どいコースにも手を出さずに四球で出塁。これで連続出塁が“42”となり、2009年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本選手最長記録の“43”にあと1と迫った。

ドジャース先発の山本由伸(27)は1回3者連続三振を奪うなど2回まで無失点、すると3回、先頭の8番・キム へソン(27)が右中間へツーベース、9番・A.フリーランド(24)の送りバントでゴーズマンとなり無死一、三塁とチャンスを広げた。

ここで大谷の第2打席、カウント1-0から内角低め、ややボール球のストレートをすくいあげると打球速度105.2マイル(169.3キロ)、角度は22度と打球は上がらず弾丸ライナーでライトフェンス直撃のヒットでタイムリー、大谷は5試合連続ヒットで山本に先制点をプレゼントした。これまでは内角の際どいボールをのけ反って避けていたが、前日の試合からアジャストしてきた。

ドジャースが3対0とリードした5回、無死一塁で大谷の第3打席、1球目直後、キャッチャーのB.バレンズエラ(25)が1塁に牽制を投げると、送球した腕が大谷の左上腕を直撃、バレンズエラが上から殴る形となった。大谷は痛みに耐えながら打席を外した。そして、カウント1-2からスプリットにタイミングが合わずにライトフライ。ベンチに戻っても左腕を気にする素振りを見せていた。

山本は6回に1点を奪われて、3対1と2点差に詰め寄られたドジャース、7回、無死二塁で大谷の第4打席、ブルージェイズ2人目・左腕のM.フルハーティ(24)と対戦。カウント3-1とバッティングカウントから振っていったが、外角に逃げていくスイーパーにタイミングが合わずに手打ちとなってレフトフライ。後続も打ち取られて追加点が奪えなかった。

その裏、山本は先頭打者の岡本に右中間へメジャー初のツーベースを打たれるなど、無死一、三塁とピンチを招き降板。2人目A.ベシア(29)が四球を与えて、無死満塁の大ピンチ、ここで浅いレフトフライ、空振り三振、ライトフライとベシアが好リリーフ。ベンチの山本も笑顔、ベシアは雄たけびを上げた。

9回、2死から9番・フリーランドがヒットとエラーで2塁へ、ここで1番・大谷だったが、今季初の申告敬遠となった。それでも、2番・K.タッカー(29)がライト前へ貴重な追加点となるタイムリーを放った。ドジャースは守護神、E.ディアズ(32)が締めて5連勝、山本は開幕戦以来の2勝目となった。あすは大谷が二刀流で出場予定。