イラン情勢をめぐりパキスタンの首相が、アメリカとイランが「即時停戦で合意した」とSNSで明らかにしました。双方は2週間、攻撃を停止し、今月10日にパキスタンで対面による協議を開催するということです。
パキスタンのシャリフ首相は8日、アメリカとイランが「即時停戦で合意した」とSNSで明らかにしました。合意について「即時発効する」としているほか、対象はレバノンなど「あらゆる場所」を含むとしています。
また、戦闘終結のための最終合意に向け、今月10日に首都イスラマバードに両国の代表団を招き、対面による協議を開催するということです。
今回の停戦をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が日本時間の午前7時半すぎ、「イランへの攻撃を2週間停止することに同意した。これは双方による停戦だ」と自らのSNSに投稿しました。
シャリフ首相からイランへの攻撃を控えるよう求める要請に基づくものだとしたうえで、「イラン側がホルムズ海峡の即時・完全な開放に同意することが条件だ」としています。
また「イランから10項目の提案を受け取った。それが交渉の実現可能な基盤であると信じている」としたうえで、「2週間の期間があれば、最終的な合意に到達することができる。長年の問題が解決に近づいていることを光栄に思う」と投稿しました。
ホワイトハウスの当局者によると、イスラエルもイランへの攻撃を2週間停止することに同意したということです。
一方のイランですが、アラグチ外相は「イランに対する攻撃が停止されれば、我々も防衛の作戦を中止する。2週間の間、ホルムズ海峡の安全な航行が可能になる」との声明を発表。
ニューヨーク・タイムズは、イランの当局者の話として「最高指導者モジタバ・ハメネイ師によって承認された」と伝えました。
AP通信によりますと、アメリカとイランの2週間の停戦計画には、ホルムズ海峡を通過する船舶に対し、イランとオマーンの両国が通航料を徴収することを認める内容が含まれているということです。
交渉に直接関わっていた当局者の話として報じたもので、イランは徴収した資金を復興に充てるとしています。
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