“静かな集団”へ「勝負師の血」の注入
今、小野が取り組んでいるのは、チームの“体質改善”だ。
「このチーム、だいぶ静かなんで。自分が先頭に立ってプレーで引っ張り、周りを鼓舞する」
現在は小野自身が「優蔵さん」と呼ぶ船越優蔵監督の下で戦う。そして、小野が最優先に置いているのは、より本質的な勝負の際だ。

「練習の時からそうですけど、一つ一つの局面の勝ち負けが試合に直結する。昨シーズン、18、19試合勝てずにいた。そこがまず一番最初に向き合わなきゃいけない部分」
3月29日のFC大阪戦のような悪条件のピッチでも、いかに「賢く」戦い、誰を狙って数的優位を作るか。自分を筆頭に、ピッチ内で気づいたことを伝え合う。
数字に残らない「勝負師の血」を、彼は静かな集団に注入し続けている。














