2010年、高校3年生で横浜F・マリノスのピッチに立ち、10番を背負った男。
「天才」と称賛されたデビューから16年、33歳になった小野裕二が今、アルビレックス新潟で背負うのは「99」という数字だ。

かつて伝統の10番を託された男が、なぜ“最大数”の番号を選んだのか。

ベルギーでの孤独な怪我、サイクルが早すぎる欧州の非情な現実。
“エリート”とも思える移籍の裏側で彼が戦い続けてきた、16年間の記憶と不屈のメンタリティに迫る。