新年度を迎え、学校も始まる季節。しかし、環境の変化などから悩みを抱え込んでしまう子どもも少なくありません。その“生きづらさ”にアニメのキャラクターを通じて寄り添う、「アニメ療法」と呼ばれるカウンセリングの研究が始まっています。

キャラが悩みを聞く…若者救う?「アニメ療法」

「はじめまして。きょう相談に乗る、黒糖凪です」

悩みを抱える人のカウンセリングを行うのは、女の子のキャラクターです。

「気持ちのコントロールが苦手な人の相談に乗れたら嬉しいなと」

女の子は「アニメ療法」と呼ばれる、新たなカウンセリングの中から生まれました。

「アニメ療法」は、2025年10月から横浜市立大学と大日本印刷によって研究が進められていて、費用の一部は国が補助しています。

横浜市立大学 石井美緒さん
「10代20代の時期に精神不調の最初のイベントを経験する方が多い。何らかの精神疾患を経験する方のうち、4分の3は24歳までに経験するデータがある」

現在、若い世代への効果を検証しているアニメ療法。

6人のオリジナルキャラから1人を選び、オンラインでカウンセリングを行いますが、通常と違うのは、キャラが全員苦悩した経験を持っていること。カウンセラー側も悩みを打ち明けます。記者がやり取りしてみると…