青森県のクマ対策についてです。
2026年もクマの出没が相次いでいることから、青森県は4月1日から「ツキノワグマ出没注意報」を発表しています。

こうしたなか、対策の強化に向け、県民がクマの出没情報を投稿したり、リアルタイムで確認したりできるシステムの運用が始まりました。

2025年、県内で過去最多を更新したクマの出没件数。
県が今年度新たに始めたのが、「ツキノワグマ出没情報管理システム」通称“くまログあおもり”です。

市川麻耶 キャスター
「くまログあおもりでは、目撃した場所を地図上でタップして、詳細を入力するだけで簡単に情報を登録することができます」

これまでは県のホームページでクマが出没した場所を確認できるだけでしたが、“くまログあおもり”では、クマを目撃した人が目撃した時の状況などを写真付きで詳細に投稿したり、最新の情報をリアルタイムで確認したりすることができます。

さらに、利用登録することで希望するエリアの出没情報をメールやLINEで受け取れるということです。

青森県 宮下宗一郎 知事(4月1日の会見の様子)
「114万人の目でクマを監視して、危険な場所を特定していく。さらには対策を強化していく取り組みをスタートしますので、ぜひ多くの皆さまにご参画いただきたい」

県内では、3月29日までにクマに関する情報が38件寄せられていて、2026年もクマの出没があとをたたない状況です。県ではツキノワグマ出没注意報を県内全域に出すとともに、新たなツールを取り入れてクマ被害の防止に乗り出しています。

出没情報などがより詳しくリアルタイムにわかる“くまログあおもり”。
実は、隣県でも同じような取り組みが行われています。

秋田県では、同じようなシステムを「クマダス」という名前で2024年に導入しました。投稿数は2025年の1年間で1万4000件以上。2026年はすでに125件の情報が寄せられています。相次ぐクマの出没にみなさん警戒・関心が高まっていることがうかがえます。

「クマダス」では、クマやイノシシ、シカなどが出没した場所が一目でわかるようにマップ上に示されています。その場所をタップすると、出没した場所の住所や日時、目撃した時の状況、頭数といった情報を写真付きで見ることができます。

県民が情報を寄せあい、危険な場所をリアルタイムで共有することで、クマ被害の防止が期待されます。

【写真を見る】青森県の“くまログあおもり”

※リンクから画像をご確認いただけます。