宮城県塩釜港で、宮城海上保安部の巡視船から重油が漏れ出した問題は、一週間が過ぎた今も重油の一部が海面に残っています。塩釜市内には漁業者の相談窓口が開設されていて宮城県の職員が、資金繰りなどについて相談に応じています。

3月に重油の流出が起きた宮城海上保安部の巡視船「ざおう」。すでに流出は止まっていますが、4月2日も海面をよく見てみると、油が浮いている様子が確認できました。

こうした中、塩釜市内にある宮城県の事務所には、1日から相談窓口が設けられています。重油被害を受けた漁業者からは「収入がストップした」という声も出ていて、職員3人が資金繰りなどの相談に応じることにしています。

今のところ、直接の相談はないということですが、必要に応じて金融機関の紹介などを行うということです。

県仙台地方振興事務所・水産漁港部・阿部 修久・総括技術次長:
「県としては漁業者にできる限り寄り添いたいので、融資に関する相談や養殖生産に関する相談があればご連絡いただきたい」

この問題は3月25日、宮城県塩釜港で重油が浮いているのが見つかったもので、その後、巡視船「ざおう」から1000リットルを超える量が漏れ出していたことが判明しました。別のタンクに重油を移す際、ポンプが稼働を続けあふれだしたことが原因の一つとわかっています。

宮城県の相談窓口は当面の間開設され、平日の午前8時半から午後5時15分まで、電話と対面で対応にあたります。

また、3月25日と4月1日の各時点での、油流出確認範囲は以下のとおりです。