LCC=格安航空会社の「ピーチ」がブランドロゴなどを一新。“安いだけ”とは言わせません。

 ベージュを基調とした文字に丸みを帯びたフォント。3月31日に発表されたLCC「ピーチ・アビエーション」の新しいブランドロゴは、これまでとは大きく印象が変わるデザインに一新されました。

 (ピーチ・アビエーション 大橋一成CEO)「日本の空に、また新たな一石を投じたい」

 LCC=格安航空会社という全く新しい概念を、日本の航空業界に根付かせたピーチ。“空飛ぶ電車”をコンセプトに2012年に関西空港を拠点に運航を開始し、安さを売りに電車のように手軽な航空輸送サービスの提供を目指してきました。

 しかし、新型コロナの感染拡大などの影響もあり、2022年度までの決算は5年連続で赤字と厳しい状況に。時刻通りフライトせず、大幅に遅れるなど“安かろう、悪かろう”でサービス面の課題も山積していました。

 あれから3年あまり。

 (ピーチ・アビエーション 大橋一成CEO)「予約から搭乗に至るまで、ありとあらゆるシーンで多くの改善をしてまいりました。本日のブランドリニューアルもその改善の一つでございます」

 社をあげた起死回生のプロジェクトで、質とサービスの改善を掲げ取り組んだ結果、定時到着率(去年9月)は90%以上と国内の航空会社トップに。

 安全面でも去年7月に自前の訓練施設を開設。緊急着陸時の脱出対応など客室乗務員が学べる環境も整備しました。4月1日からは関西空港の旅客カウンターを全面リニューアル予定で、木目調のデザインで高級感のアピールです。

 (ピーチ・アビエーション 遠藤哲常務執行役員)「キーワードは『より優しく温かい』方向に。今一番多くご利用いただいている20代・30代の方に加えて、より幅広い年代層の方々にも、ピーチのことをより近づきやすい存在として捉えてもらえるようになりたい」

 いま国際線・国内線あわせて40ある路線をさらに拡大し“手頃で質も良い”を実現させ「安心して選ばれるエアラインを目指していきたい」としています。