「私は何のために生きているんだろう」原作者と重なる思い

伊藤さんは、高校生の頃、一時、不登校になりました。

4歳から続けていた劇団からも離れてしまうなど、心の不調に悩まされました。

それだけに『私は何のために生きているんだろう』という言葉が心に響いたと言います。

いとしまハローピースアクト 伊藤迪佳さん
「自分は全然ダメだなと。それこそ自分は何のためにいるんだろうとずっと感じていて、そこで私は平和劇に戻るのがその時期に重なって私はこのために生きているんだなと」「(居森)清子さんの傷の大きさを簡単に想像できるものではないんですけど、自分がこう生きるぞと、継承するために生きるぞと決めた部分もあるので、すごく近いものを感じましたね」

今年の平和劇の中身を練る伊藤さん

いとしまハローピースアクト 伊藤迪佳さん
「劇は去年75分でちょうどよかったので70分から75分くらいでできたらと思っています」

1時間を超える平和劇の中身を練っていく伊藤さん。

劇の脚本は絵本の内容をそのまま書き写すわけではありません。

いとしまハローピースアクト 伊藤迪佳さん
「子供たちの役をたくさん増やしたいという気持ちがたくさんあったので絵本の中から違うシーンを考えたり違う登場人物を作って考えたりして」「絵本とか資料集みたいなものも含めて5冊くらい使いながら学校の授業の話をしたいときはこれ、清子さんの話を知りたいときはこれ」「書きながらこれはここに書いてあるんじゃないか、使える話があるんじゃないかとその都度見ていました」