“万能AI”予約から決済まで

上村彩子キャスター:
日本の企業も導入を進めるAIエージェント。どんなことができるのかというと、例えば海外旅行に行きたいとします。今までのAIであれば、「こんなことしたらどうですか」と提案するだけでした。しかしAIエージェントは、希望の旅程を作成してくれます。カレンダーのアプリを通して日程を決め、さらには、旅行サイトのアプリやウェブサイトを自ら選び、航空券やホテル、レストラン、現地ツアーの予約や決済まで、一連の作業を自動で行ってくれます。

藤森祥平キャスター:
ピーター・スタインバーガー氏は、「あらゆる大企業がエージェント製品を提供するようになる。AI同士が互いに対話するようになってまったく新しい産業が生まれる」と話しています。人間は必要ないのでしょうか。

TBS CROSS DIG ビジネスエディター 中川雅博さん:
指示をするのはあくまで人間ですが、例えば1週間ぐらいかかっていた作業が、ものの数分でできるようになってきています。“自分専用のアルバイトを雇う”というイメージで、いろんな人に経費精算や予定の管理をやってもらって、エージェントを分担させて取りまとめて、指示をしてまた作業してもらうということが今どんどん進んでいます。

藤森キャスター:
アメリカではビジネスの場で普通に使われているのですか?

中川さん:
面白いのは、例えば営業の電話はAIで行っています。ものすごい数の電話がきちゃうので、受ける方もAIがやっていて、AI同士が会話をして取引が成立することも起こっています。

藤森キャスター:
それは信頼できるのでしょうか?

中川さん:
信頼できるように、ルール作りなどをしなければいけない。その辺はやはり課題となっています。