課題は…「生徒の移動」と「指導者の確保」

糸賀舜キャスター:
そうですね、まず「生徒の移動」が課題になります。学校や市区町村をまたがって合同で活動する場合には、生徒の移動が発生します。紋別市内で言いますと、場所によっては、歩いて1時間以上かかるという学校間の移動もありますので、紋別市では学校間の送迎バスなども用意されています。あとは、本州ではJRやバス会社と提携、連携をするケースもあるようです。

さらに、「指導者の確保」も課題になっています。これまで部活動というと、顧問の先生、学校の先生、教員頼みだったんですが、今は学校教員の負担軽減が求められています。ですので、学外で指導者を探す必要が出てきています。このため、先進的な地域では、企業やクラブチーム、プロチーム、大学からの指導者の派遣を受けたりしています。

これまで携わってきた教員も、希望すれば、業務に支障のない範囲で参加することができ、自治体や教育委員会に許可を得る形で報酬を受け取る仕組みもできつつあります。

堀内大輝キャスター:
先生の負担も軽減できるのかなと思います。竹部さん、部活のあり方、時代が変わるとともに変わっていきそうですね。

コメンテーター 竹部礼子さん:
生徒数が減ることで、昔あった部活が今ないというのが現状だと思います。すごく競技が絞られてきてしまうので、その意味で、地域のクラブという形になると、自分の学校にない部活のスポーツができたり、メリットがあるのかなと思います。また子どもの移動の問題は、地域によっても差があると思いますが、親が忙しくて送迎が難しい子たちが取りこぼされたりしまわないようにといったことも考えないといけないと思います。少しずつノウハウがたまってきているところなのかなと思うので、いろいろなやり方を取り入れて、子どもたちが、よい経験をできる機会が奪われないような仕組みが整うといいなと思います。

堀内大輝キャスター:
学校や地域によって差が出ないような形で、うまく運んでいってくれるといいなと思いますし、部活動のあり方が変わっていく、そんな時期が来ているのかなと思います。