スキーヤーからガラス細工の切子作家に転身し、新潟県湯沢町を拠点に活動している女性がいます。
彼女はなぜ、小学生の時に移住した湯沢町に再び戻ってきたのでしょうか。そして、彼女が作る唯一無二の“越後切子”の魅力に迫ります。

スキーヤーとしての挫折 事故で左半身麻痺に

光の屈折を操り、万華鏡をのぞいたような美しい世界を広げる切子。
この切子を制作しているのが、湯沢町を拠点に活動している飯田江里子さん(38)です。

飯田江里子さん
「何もないものから、自分で何かを生み出していける、輝かせられるっていのが楽しい」

飯田さんは東京生まれで、小学1年生の時にスキーが好きだった両親と湯沢町に移住してきました。

高校卒業後に東京の大学に進学。
スキーに打ち込み、フリースタイルのビッグエアの大会で優勝するなど輝かしい成績を残していました。しかし…

大学2年生の時、練習中の事故で左半身麻痺となりました。

懸命なリハビリで大会に出場できるまで回復しましたが、競技人生に終止符を打った飯田さん。そんな時に出会ったのが切子細工でした。