新型コロナウイルスは第6波がピークアウトしたあと、感染者数が下がりきらずに、すでに第7波の入口にいると指摘する声もあります。そんな中、岡山・香川でも、新型コロナそのものの症状はおさまったものの、体調不良が続く、いわゆる「後遺症」に悩んでいる人が増えています。

■新型コロナウイルス、後遺症増加の懸念

岡山大学病院の大塚文男副病院長は今後、後遺症の患者が増えてくる可能性を指摘しています。
岡山大学病院 大塚文男副病院長

(岡山大学病院 大塚文男副病院長)
「倦怠感、疲れやすいとかさまざまな症状が出てきて、4月の終わり、5月、これからさらに後遺症が増えてくる可能性がある。」
「最初の急性期の症状がおきてからだいたい90日以降、比較的時間がたってくるケースが多い、3か月くらいして、やっぱり疲れがとれないと、いわゆる風邪だとか発熱だとか急性期の症状は治っているんだけど、何かすっきりしない、何かおかしい、十分に働けないといったことで受診されます」


■新型コロナ後遺症 一番多いのは「倦怠感」

岡山大学病院は、コロナ・アフターケア外来を全国に先駆けて昨年2月に開設しました。これまでに250人以上が後遺症に悩み、診察に訪れています。

(岡山大学病院 大塚文男副病院長)
「お見えになったときに我々はしっかりと身体診察をして、血液検査もしまして、本当に急性期の感染症が今回の後遺症、いまもっていらっしゃる後遺症に直接関係しているのか、あるいはもともとおもちの基礎の病気が感染ということを契機にいろんなことが悪くなったのか、判断する必要があります」

「一番多いのは倦怠感で、長い時間仕事をされていた方が短い時間でしか仕事ができなくなったといった状況があったり、次に多いのが嗅覚障害、においですね。においが十分感じられない。うまみとか、そういった匂いとか、それに関係した味、こういった障害がございます。」