■中国 規制緩和でコロナ拡大 四川省では“6割感染”
中国のいま状況です。
中国政府は12月25日から感染者数・死者の発表を取りやめました。

これに代わって中国疾病予防管理センターが一括して新規感染者を日々発表していて、12月25日の新規感染者数は中国国内で2637人でした。
例えば、浙江省だと、新規感染者(25日)は19人としていますが、実態は大きくかけ離れているのではないかと言われています。

浙江省(人口約6500万人)発表によると、1日あたりの感染者数が推計で100万人超となり、1月1日前後にピークを迎え、最大200万人の見通し としています。
これまでゼロコロナ政策をずっと続けてきましたので、免疫のない人が多いということを考えると検査陽性者は増えていくのではないでしょうか。

四川省(人口約8300万人)も、新規感染者(25日)は68人としていますが、12月24・25日に行われたオンライン調査では、約15万8500人の回答で感染率約63%となっていて、実態としてはかなりかけ離れているのがわかります。
中国は人口14億人いますので、ここから検査陽性者は増えていくということが想定されるわけです。
なぜ中国で感染が急拡大しているのでしょうか。そのひとつの要因として…

国際医療福祉大学主任教授 松本哲哉医師
「中国で広く普及している不活化ワクチンは、オミクロン株『BA.5』には効果が期待できない」
中国では、多くの方が不活化ワクチンを打っているので、これではなかなか効果が期待できないということを松本さんは指摘しています。
■日本 12月30日~中国からの入国「すべての人に検査」
日本としてどう対策対応していくのでしょうか?

中国のワクチン(シノファーム・北京生物製品研究所)でもWHOの緊急使用リストに掲載されていますので、ワクチン3回打っていればOKということになるわけです。(または、出国前検査(72時間以内)陰性証明書でも可能)
ですが、日本政府は27日、中国からの入国規制を強化を発表しました。

・中国本土からの渡航者および7日以内の渡航歴がある人全てに入国時検査
・陽性者に関しては原則7日間の隔離措置
これらを12月30日午前0時~適用するとしています。
ホラン千秋キャスター:
経済的にもやはり中国からお客さんが日本に来てくださるということは
観光業がさらに戻っていくためにも必要なことだと思うんですけれども、ただ安全も守りたいという政府の気持ちもあるわけですよね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
今の中国の感染状況を考えると、やはりもう中国は相当規制を強めるっていうのも当然ですし、むしろ遅いぐらいだと思いますね。
やはり中国の今回の対応から学ぶべきことは、コロナ対応が政治化してますよね。習近平さんが参戦するまではもう完全ゼロコロナ。その後はもう完全解除みたいなことになって、そうするとこういう非常に大きな感染の爆発的な拡大が起きちゃうというようなことを改めて我々は知ることになったと思いますね。
ホランキャスター:
先ほどコメントいただきました松本医師は「ケタ違いの感染拡大で危惧されるのは“新たな変異株”が出現し日本に上陸してしまうこと」としていますので、新たな変異株が上陸するのを防ぐためにも水際対策はしっかりとやっていきたいと思いまよね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
一般的には(ワクチンを)3回打ったという証明書がアプリに入っていれば入国できるんですけど、中国の場合、ワクチンの効き方が悪いっていうことと、新たな変異株の恐れがあるから当然規制になったという結論だと思いますね。














