日本銀行仙台支店は、3月の東北の景気について「持ち直している」との判断を15か月連続で据え置きました。ただ今後、イラン情勢の悪化が長引けば景気を下押しする可能性があると指摘しています。

定例会見で日銀仙台支店の横堀裕二支店長は、東北の景気について「持ち直している」との判断を15か月連続で据え置きました。物価高による節約志向は続いているものの、雇用や賃金の改善を背景に一定の消費活動は続いているとして、個人消費についても「緩やかに回復している」との判断を継続しています。

一方、イラン情勢悪化の影響が長引けば景気を下押しするおそれがあると分析しています。

日本銀行仙台支店・横堀裕二支店長:
「東北は通勤通学などで自家用車の利用も相対的に多い。ガソリン代の上昇は家計の購買意欲や個人消費に及ぼす影響は出てくる」

また企業にとっても、エネルギーや原材料価格の上昇が商品の値上げや賃上げ抑制のきっかけになり得るとして「影響を注視していく」と話しました。