北朝鮮の無人機がきのう、韓国の首都ソウルに侵入した事件をめぐって、韓国国内では軍が撃墜に失敗したことに対し、批判が高まっています。
きのう、5年ぶりに韓国の領空に侵入してきた北朝鮮の無人機。韓国に侵入した無人機はあわせて5機。そのうち1機は首都ソウルの北部まで飛び、発見から3時間後、北朝鮮へ戻りました。
記者
「北朝鮮が目の前にある江華島は、何事も起きていないかのような静けさです」
残りの4機は郊外の江華島付近を飛び回っていたとみられ、発見5時間後にレーダーから消失しました。
この間、韓国軍は無人機の撃墜を試みるも失敗。対応のために発進させた韓国軍の軍用機が墜落する事故も起きてしまいました。
韓国・YTN
「領空に穴が開いた5時間、軍はお手上げ状態だったという指摘は免れません」
韓国軍は「国民に被害を発生させない範囲内で対応していた」と釈明しています。
こうした中、尹錫悦大統領はきょうの閣議で…
韓国 尹錫悦 大統領
「北朝鮮の善意や軍事合意だけに依存した対北朝鮮政策がどれほど危険なのか、国民はよくご覧になったと思います」
このように話し、北朝鮮の主要軍事施設を偵察するドローン部隊を創設する時期をできる限り前倒しする考えを明らかにしました。
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