ハンガリーのオルバン首相は、ウクライナへの天然ガスの供給を段階的に停止すると発表しました。総選挙を来月に控え、ウクライナへの強硬姿勢を鮮明にして選挙戦を有利に進めたい思惑があるとみられています。

オルバン首相は25日、自身のSNSでウクライナへの天然ガスの供給を段階的に停止すると発表しました。

ウクライナでは今年1月にロシアによる攻撃で、ロシア産の原油をハンガリーとスロバキアへ送るパイプラインが損傷。オルバン首相はウクライナに対し早期復旧を求めていますが、いまだに復旧しておらず、「ウクライナが原油を供給しない限りハンガリーからガスは供給されない」としています。

ハンガリーでは来月、議会総選挙が行われますが、地元メディアはオルバン首相率いる与党の劣勢を伝えていて、オルバン首相としてはウクライナへの強硬姿勢を鮮明にして選挙戦を有利に進めたい思惑があるとみられています。