大阪府熊取町の小中学校で、下痢や嘔吐の症状が見られる体調不良者が数百人規模で確認されている問題。

泉佐野保健所は、ノロウイルスによる食中毒と断定し、泉佐野市内の給食パン業者に5日間の営業停止命令を下しました。

大阪府熊取町によると、同町立の小中学校では、3月24日までの約1週間で、小学校で482人(児童415人・教職員67人)、中学校で151人(生徒136人・教職員15人)が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。

この問題をめぐり、大阪府泉佐野保健所は、給食パンによる食中毒と断定し、製造業者の有限会社サガン製パン(泉佐野市日根野)に、3月25日~29日の5日間の営業停止命令を下しました。今後は原因究明や再発防止の指導を行う方針です。

府によると、嘔吐などの症状が最初に確認されたのは18日午前1時ごろですが、前日17日に、サガン製パンが製造した給食パンが熊取町立の全小中学校に提供されていて、そのパンを食べた人や同社の従業員の便から、ノロウイルスが検出されたということです。

パンを食べた児童・生徒・教職員のうち、25日時点で少なくとも302人が今回の食中毒患者と断定されました。保健所の調査の対象者は多数にのぼっていて、今後さらに患者数が増える可能性があります。