RKKには、動画だけでなく放送に使用した写真や資料写真も多数保存されています。半世紀前の熊本を写した懐かしい写真の中から、今回は熊本駅とその周辺を紹介します。
古い写真なので変色・退色が進んでいますが、AIを使った退色補正と人力での調整で、当時の風景がよみがえりました(AIによる補正は必ずしも正しい色合いを再現していない場合があります。ご了承ください)。

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【熊本駅】
1971年(昭和46年)に撮影された熊本駅です。この駅舎は3代目で、1958年から2018年まで使われました。ご覧の通り3階建てでしたが、1991年(平成3年)の改修で、屋上部分に正面からは4階建てにみえるような「壁」が追加されました。

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長距離列車の多くが到着していた1番ホームの様子です。熊本の陸の玄関口として多くの人で賑わっていました。お土産らしき袋を持った人が多いですね。

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しかし熊本駅は、中心市街地から少し離れていることもあり、長い間駅前の開発の遅れが指摘されてきました。

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同じく1971年撮影の駅前の様子です。市電の行先表示は「1」系統、子飼橋行きです。
当時の駅前は小さな土産物店が並び、現在と比べるとかなり雑然としています。駅前は駐車場とタクシーの乗降場になっていて、電車通りを挟んで「三洋電機」の看板のある建物の南隣に、別途バスターミナルが設けられていました。2011年の九州新幹線の開業に合わせて再開発が進み、付近には「新都心プラザ」や合同庁舎ができるなど、熊本市の新たな都心として面目を一新しています。

現在の熊本駅前(西区春日 2026年3月撮影)