日本銀行は政策金利の維持を決めた1月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。
日銀は1月の金融政策決定会合で0.75%としている政策金利の維持を賛成多数で決めました。
日銀は12月に利上げを決めたばかりで、きょう公表された議事要旨によりますと、何人かの委員が「現在は、政策変更の影響を丁寧にみていく段階である」との認識を示しました。
一方、ある委員からは「影響の検証にあまり長い時間を掛け過ぎずに、次の利上げのステップにタイミングを逃さず進むことが必要である」と早期の利上げを求める意見もありました。
また、会合では円安の影響についても意見が交わされました。
会合が開かれた1月下旬時点で円相場は1ドル=159円前後の円安水準となっていましたが、委員からは「最近の円安進行や財政政策の影響も予想物価上昇率を押し上げる方向に作用している」「為替から物価への影響を従来以上に重視する必要がある」といった声があがりました。
一方、1月の会合以降、中東情勢の混乱で経済の先行きへの不透明感は強まっています。
日銀は今月の会合でも利上げを見送り、政策金利の維持を決めていて、今後、原油高などが経済や物価にもたらす影響を点検していきたい考えです。
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