トランプ大統領は“チキンレース”に折れたのか?

俳優・タレント 大和田美帆さん:
何が本当か、どなたが嘘をついているのか、どれを信じていいのかわかりません。今後、何がどうなっていくのかまったくわからないので心配ですし、不安です。誰が仕切っていくのでしょうか。

上智大学教授 前嶋和弘さん:
残念ながら今回、アメリカとイランが本当に交渉しているのかわかりません。
今アメリカでは、トランプ大統領が自分の鏡に向かって話しているXの投稿が流行っています。要するに、2人で話しているように見えても、それはトランプ大統領の脳内プランだという話です。
しかし、実際はそういうわけでもなさそうで、やはりトランプ大統領は何らかの形でイランにコンタクトを取ろうとしていると思います。
ただ、イラン側はそれを認めたらまずいわけです。なぜかというと、先日もアメリカとイランが交渉しているときにアメリカとイスラエルが裏切って攻めてきたので、また同じことになってしまいます。2025年6月の12日間戦争もそうでした。
イランにとっては、とりあえず「フェイクニュース」「嘘情報」だと言っておいたほうがいいのだと思います。
出水麻衣キャスター:
「交渉が進んでいるから期限を延ばした」というのは、チキンレースでトランプ大統領が折れたわけではない……という見立てですか?

上智大学教授 前嶋和弘さん:
いや、折れたように見えます。
要するに、アメリカが「めちゃくちゃなことをしてやるぞ」と言ったら、イランがそれ以上に「ホルムズ海峡を止めちゃうぞ」「中東のさまざまなアメリカ関係のところに撃つぞ」と言ってきたので、アメリカは「これじゃまずい」となったわけです。また原油価格が問題になりますし、株価もおかしくなると思ったので、少し延ばしたという形でしょう。
「TACO」(=トランプ・オールウェイズ・チキン・アウト)、つまり「トランプ大統領はいつも怯えて先延ばしにする」という言葉がありますが、このとおりになったようにも見えます。
明日ぐらいになるとイラン側の動きも出てきて、このあたりの詳細がわかってくるのではないかと思います。

















