60年前、福岡市の電器店が放火され従業員2人が死傷した「マルヨ無線事件」について、死刑囚が裁判のやり直し=再審を求めた裁判です。

福岡地裁は24日、再審を認めない決定を出しました。

福岡市博多区 1966年

この事件は1966年、福岡市博多区にあった電器店「マルヨ無線」で、従業員2人がハンマーで殴られた後、火事で店などが焼け、うち1人が死亡したものです。

護送される尾田死刑囚 1966年

この事件について強盗殺人や現住建造物等放火の罪に問われた尾田信夫死刑囚は、1970年に死刑判決が確定し、現在も福岡拘置所に収容されています。

尾田死刑囚は放火の罪について無罪を主張し、2013年に裁判のやり直しを求めて7度目の再審請求を行っていました。

福岡地裁

これについて24日、福岡地裁の井野憲司裁判長は、「確定判決を支える証拠関係の強固さは引き続き揺るがない」として、再審を認めない決定を出しました。

弁護団の会見 3月24日

尾田死刑囚の弁護団は「極めて不服」として即時抗告する方針です。