一方で、ヒダノさんは今、自分の元気な姿を通して「がん」=「死」ではないことも伝えています。5月、新潟市西区にハンドメイドを取り扱う店をオープンする予定です。

店にはヒダノさん自身の作品、アロマキャンドルも販売する予定です。

【ヒダノマナミさん】
「入院しているときに不眠症になって、そのときに看護師さんがアロマをタオルに垂らして枕元に置いてくれたんです。そしたら寝られたので。キャンドルを作るのにアロマを入れて、みんなに癒しが提供できたらなって」

がん患者という経験を力に変え、走り続けるヒダノさん。がんに負けないように自分らしく生きられるように、若い世代こそ自分の体と向き合ってほしいと願っています。