心臓の移植手術について、余命1か月以内の患者への移植を最優先とする新たな選定基準が来月から始まります。

心臓の移植手術をめぐってはこれまで、待機期間の長い患者が原則優先されてきましたが、6年程度かかることから待機中に患者が亡くなることもありました。

こうした問題を受け、余命1か月以内とされる60歳未満の人を最優先とするよう基準が見直され、患者の選定を行っている日本循環器学会が、新たな基準を来月1日から開始すると明らかにしました。

新たな基準では、人工心臓を装着できない患者や、重篤な合併症が生じている患者などを優先することが想定され、待機中に患者の死亡を減らすのが狙いです。

日本循環器学会などは「移植医療をフェアに、1人でも多くに推進していきたい」としています。