新年を迎えるのを前、仙台の伝統的な門松を復活させようと「仙台門松」の飾りつけが始まりました。
宮城野区のかまぼこ製造販売会社 鐘崎では27日、造園業者の職人が「仙台門松」を飾りつけていきました。

「仙台門松」とは、松や栗などの木を柱にして“門”の形を作り注連飾りを添えるという仙台藩特有の正月飾りで、年神を迎え入れるとされています。仙台門松をめぐっては、東日本大震災を機に新たな資料が発見されていて、仙台本来の正月の風景を復活させようと、有志らが5年前から取り組みを開始し、今年は17基が設置される予定です。

鐘崎 嘉藤明美社長:
「いいですね厳かな感じで。地域らしさ地域の魅力を出して、初売りをお迎え出来たらいい」

仙台藩の文書では、「仙台で42基設置」との記録があり有志らは、来年には42基を設置したいと話しています。














