■第101回 日本選手権水泳競技大会 (22日、東京アクアティクスセンター)

32年ぶりの日本開催となる愛知・名古屋2026アジア大会の選手選考を兼ねた日本選手権で女子400m個人メドレーで成田実生(19、明治大学/ルネサンスKSC金町)が4分35秒93で今大会初優勝、女子50m自由形では池江璃花子(25、横浜ゴム)が24秒89で優勝を果たした。

2大会連続出場となった24年パリ五輪では400m個人メドレーで決勝進出、25年の水泳世界選手権では同種目で銀メダルを獲得した成田、今大会200m個人メドレーでは終盤の追い上げも一歩届かずに2分10秒14で2位、200m背泳ぎも2位となり、悔しさをにじませた。

得意の400m個人メドレー、会場に入ってくる時に笑顔で入場し、終始晴れやかな表情を見せていた成田、最初のバタフライでは3番手、背泳ぎでトップとの差を縮めて、2番手に上がってきた。

後半の平泳ぎでは大きなストロークでスピードをつけると、250mのターンでトップに立った。後続をグングン離して、最後の自由形に入った。平泳ぎでのアドバンテージをしっかり守り切り、4分35秒93で今大会初めての優勝で派遣標準記録も突破した。

レース後のインタビューでは「ありがとうございます」とお辞儀をし、おでこをマイクにぶつけて笑顔を見せた。「本来の自分というか、何も考えずに無我夢中で泳いだ」と感想を話していた。

女子50m自由形では今大会100mバタフライ、50mバタフライの2冠に輝いた池江が24秒89で優勝を果たした。決勝ではスタートをしっかり決めると、25mから伸びを見せて、そのままフィニッシュ、24秒89で優勝。100mバタフライ、50mバタフライに次いで50m自由形を制して、今大会“3冠”となった。ゴール後は観客席に笑顔で手を振る姿を見せた池江、「無事3冠できた」と話して「さらにレベルアップするレースができたらいい」と語った

【日本選手権水泳競技大会 4日目の優勝者】
◆男子 50m 自由形
松本周也 21秒89

◆男子 100m バタフライ
光永翔音 51秒32

◆女子 800m 自由形
梶本一花 8分23秒11(日本新記録)

◆男子 50m 背泳ぎ
松山陸  25秒13(同タイム)
三浦玲央

◆女子 50m 平泳ぎ
鈴木聡美 30秒32

◆男子 1500m 自由形
田渕海斗 14分45秒57(日本新記録)

◆女子 50m 自由形
池江璃花子 24秒89

◆男子 400m 個人メドレー
松下知之 4分06秒93

◆女子 400m 個人メドレー
成田実生 4分35秒93