「安心」が「恐怖」に 悪用対策は? 

2025年12月、茨城県・水戸市で女性が殺害された事件。逮捕された元交際相手の男が、女性の実家に「紛失防止タグ」が入ったぬいぐるみを送っていたことが明らかになりました。警察は、男がタグの位置情報から女性の自宅を特定した可能性があるとみています。

19日、警察庁は紛失防止タグを悪用した行為の相談件数を発表。2025年は過去最多の679件にのぼりました。前の年の2倍に迫る件数です。タグを悪用した“ストーカー行為”。こちらの会社も対応に追われています。

トライエイジェント 田村透 代表
「2025年の1月から3月までと比べて、だいたい1.5倍くらいになっている」

盗聴器などを調査する会社ですが、タグの捜索依頼が急増しているといいます。よくタグが見つかるというのが「車」。

特に気を付けなければいけないのが...

トライエイジェント 田村 代表
「車の側面の下側ですね。大体が磁石を使って取り付ける。何度も電池交換をされたようで、かなり両面テープとか磁石も使い込まれた形跡があった」

ストーカーの狙いの多くは自宅などの特定。私たちは、どのような対策ができるのでしょうか。

例えば、スマートフォンでは、見知らぬタグが一定時間そばにあるとスマホに通知される設定にすることができます。(※事前設定が必要)

そして「細かな確認」。人からのもらい物にも注意が必要だということです。

トライエイジェント 田村 代表
「(仕掛けるのは)接触したことがある人物の方が可能性は高い。トラブルがあった場合には人に物をもらわない」

自分の大切なものを守る「安心」が自分の身を脅かす「恐怖」に変わるかもしれない。もし家で見知らぬタグを見つけたら、警察に相談することが重要だとしています。