計算力だけじゃない、そろばんの魅力

AIに聞けば、一瞬で答えが出る時代。子どもたちは、そろばんのどこに魅力を感じているのでしょうか。

嶋田記者「どうして始めたの?」
小5年生・小川千聖さん
「算数が1年生の時に得意で、もっと得意にしたいみたいな感じで、そろばんを習いました。ひっ算とかで早くできるから、テストとかも見直しの時間が作れるから、そろばんは習っておいていいと思います」

こちらの生徒たちも、学校のテストや精神面でメリットがあると話します。

中学2年生・今井史馬さん
「テストの途中、みんな計算に時間がかかったって言っている時に、全然時間がかからずに終わって、見直しを5周くらいして『余裕でしたね』とか言って」

小学5年生・山本朋季さん
「計算力とか、忍耐力とか、そういうのも鍛えられるからいいなと思って。学校の算数とか結構使ったりします」

田子スクール 田子榮子さん
「そろばんの良さちゃ、集中力とか根気力がなかったらできないしね。そういったところは養える。それは何にでも共通点やわ。原点やわ。小学校の基礎作りや思って」

技術向上はもちろんのこと、教室を「子どもたちの居場所」にし子育てをする親の負担を少しでも減らしたいと日々考えているといいます。

田子スクール 田子榮子さん
「うちの子どもと孫みたいなもんなが。そんな感じで接しとんが。そろばんの1級を取った子は、それぞれの目標を持って頑張ってきているから、(中学生以降)月謝はいりません。気安く来れるやろ?」

半世紀近く、玉を弾く音とともに子どもたちを見守ってきた田子さん。

田子さんにとって、そろばんとは?

田子スクール・田子榮子さん
「心やね、心。心が落ち着いていれば満点取るし、ちょっと心が乱れたら取れないし。やっぱり心やわ」