今年11月の有効求人倍率は「1.35倍」で、前の月から横ばいでした。ただ、「宿泊業・飲食サービス業」では新規の求人が21.2%の大幅な増加となっています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す今年11月の有効求人倍率は、前の月と同じ「1.35倍」でした。

新規の求人は前の年の同じ月と比べると、8.7%増えていて、特に全国旅行支援の影響などで「宿泊業・飲食サービス業」の求人は21.2%の増加となりました。

一方、歴史的な円安などを背景に転職活動を控える動きも見られ、新規の求職申込件数は前の月と比べて1.1%減りました。