若い世代の「低栄養」が課題

リハ栄養の現場では、椎さんや道下さんのような高齢者だけでなく、若い世代の「低栄養」への対応も課題となっています。

14日、石川県金沢市で開催された「リハ栄養学会」の全国大会。

リハ栄養学会の理事長で、熊本リハビリテーション病院のサルコペニア・低栄養研究センター長の吉村芳弘理事長は「低栄養」の危険性を次のように指摘します。

入院高齢者の「低栄養」死亡率4倍に

◇リハ栄養学会・吉村芳弘理事長…「入院されている高齢者で低栄養があると、死亡率が4倍くらいになることが分かっています」

女性の「低栄養・低体重」が危ない

◇リハ栄養学会・吉村芳弘理事長…「特に女性の若年層の低栄養、低体重が最近注目されているが、女性だけでなく、若い男性も、働き盛りの中年層もそうですが、あまり体重を絞りすぎることで、年を取ってからサルコペニア、フレイルになりやすいことが分かっていますので、身体のことは大事ですので若いときから考えてほしいと思います」

高齢者だけでなく、若者も含めた誰もが向き合わなければいけない低栄養の危険性。

「私だけは大丈夫」と思っているとひたひたと低栄養が忍び寄り、気づいたときには健康を維持できない身体になってしまうかもしれません。