日本は踏み絵されている?アメリカにつくか、イランにつくか…

藤森祥平キャスター:
茂木外務大臣は17日の夜、イランのアラグチ外相と約30分間にわたり、電話で会談しました。

茂木外務大臣からは、イランによるホルムズ海峡における航行の安全を脅かす行為を直ちに停止するよう強く求めたということです。
また、ペルシャ湾内に日本関係の船舶が多く留め置かれているとして、ホルムズ海峡における全ての船舶の安全が確保されるよう、イラン側の適切な対応を求めました。

イランのアラグチ外相からは、イラン側の立場について説明があったということです。

日本は、イランに航行の安全を脅かす行為をやめるよう求めたという情報があり、その前には、アメリカ側が関係各国に対して航行の自由の重要性を訴える共同声明を出すという情報がありました。それぞれが色々な主張を出すようになってきました。

TBS報道局 政治部 中島哲平 官邸キャップ:
アメリカ側の「共同声明を共に出そう」というのは、アメリカ側につくのか、イラン側につくのか「踏み絵」を求められたような状況であると思います。

日本にとっては法律上の制約はないので、「共同声明に一緒に出すけれども、今までの日本とイランの関係など、きちんと色々なことを考えていますよ」という、イランとの上手な水面下の交渉ができれば、共同声明を出すことも可能なのではないでしょうか。

まさに今、そういったことができるのか、政府内で検討しているところだと思います。

小説家 真山仁さん:
そのような常套手段ができるとは思えませんが、“したたかな外交”ならやるべきです。

ただ、高市総理とイランの関係を過去に聞いたことがない気がします。それでいきなり、“したたか”と言われても…。具体的に何も言わないところが高市政権の特徴ですよね。

中島哲平 官邸キャップ:
やはり外交なので、何でも正論を言えばいいわけでもなく、そこはなかなか難しいところですよね。

小説家 真山仁さん:
匂わしてはほしいですよね。もし何をしようとしてるかが分かれば、みんな安心すると思います。しかし、現状の様子ですと「本当に大変なことになっているのではないか」というニオイばかりしてきませんか。

中島哲平 官邸キャップ:
ただ日本も、外務省などは今までも長い歴史の中で、イランとの関係を積み上げてきたものがあるので、本当にいろいろなケースを検討しながら考えてはいるのだと思います。

小川彩佳キャスター:
具体的なところが煮詰まっていないということなのでしょうか。

中島哲平 官邸キャップ:
具体的なことが決められれば、そんな簡単なことはないのですが、トランプ大統領も何を求めているのか、日々言うことも変わるので難しいのだろうとは思います。