いま、シュウマイがブームになっているようです。専門店の数は10年で40倍に。急増している背景には一体、なにがあるのでしょうか?
平日の夜でも多くの人で賑わう、こちらのお店。あちらのテーブルにも、こちらのテーブルにも。並んでいるのは、せいろです。
「シュウマイ5種盛り合わせです」
実はこちら、「シュウマイの専門店」。看板メニューの「マニアな焼売」は黒豚に椎茸やホタテを加え、とにかく練るのがポイント。具材の味を引き立てるため、皮は薄く仕上げているといいます。
「味が染みてて、おいしい」
「ビールと合う」
「蒸しているだけで脂っこさは感じない、ぱくぱくいける」
こうしたシュウマイの専門店、2015年にはわずか4軒でしたが、2021年に79軒、さらに去年は156軒と10年あまりで40倍に増えているといいます。そのワケは?
日本シュウマイ協会 シュウマイ潤さん
「シュウマイは調理が非常に効率的。飲食店の経営としては、これまでにない、メリットが大きい業態と段々分かってきた」
一体どういうことなのでしょうか?厨房をのぞいてみると、注文が入ったら、まずシュウマイをせいろに入れて蒸し器にセット。蒸し時間は8分です。その間にドリンクを用意し、さらにセットの担々麺の調理を始めます。ちょうど完成したタイミングで、シュウマイも蒸し上がりました。
このように、蒸し時間に他の作業ができるというのが、専門店が増えている裏にあるといいます。
Tokyo焼売マニア 中橋薫樹オーナー
「キッチンの人数が最小限でできるのが一番のメリット。人件費とかだいぶ抑えられてる」
さらに「アレンジの幅が広い」のも理由の一つだそうで。こちらのお店では、山椒や一味を混ぜ込んだ餡に唐辛子を埋め込んだ「しびれ焼売」や、餡にチーズやバジルが練り込まれている「イタリアン焼売」といった変わり種も提供しています。
記者
「チーズがとろけて、とっても美味しいです。完全にイタリアンな味ですね」
広がる「シュウマイブーム」。お弁当チェーン「ほっかほっか亭」では、もともと1店舗でしか販売していなかった「シュウマイ弁当」を昨年末から全国およそ700の店舗で展開しています。
ほっかほっか亭総本部 広報 永岑しおりさん
「シュウマイは副菜に思われがちな部分がある。意外とお弁当のおかずにすると美味しかったというところは、お客さんの声として頂いた」
この勢いはまだ収まりそうにありません。
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