「怪しいかもしれない」という姿勢が第一歩
フェイクニュースへの対処としてもう1つ鈴木さんが強調するのが、「怪しい情報かもしれない」という前提で情報に接する姿勢です。

AI総合研究所 NABLAS 鈴木都生さん
「『怪しい情報かもしれない』と思って『信じすぎないようにしておこう』とか。AIや情報に関するリテラシー(活用する能力)を、ベースは全員が高めていく。⋯ということが、メインの1つなのかなと思いますね」
フェイクを見破るための完璧なツールは、現時点では存在しないと言えます。女川町役場の「クマ出没」のフェイク画像が出回ってしまった事例が示したように、AI検知ツールを使ってもすり抜けてしまうケースがある以上、個々の人間が「情報リテラシー」を高めることが、現状では最も有効な対抗策の1つだということになります。
防災に精通する高知大学の原忠教授は「有事においても、冷静に情報をスクリーニングする能力が必要であるし、私たちにはそれが求められている」と述べています。














