「阿井小学校、最後の卒業生の誇りを胸に、僕たち私たちは、きょう、この阿井小学校を卒業します」

同じく17日、卒業式が行われた島根県奥出雲町の阿井小学校。
門出を迎えた12人は阿井小学校最後の卒業生となりました。
児童数の減少が続く奥出雲町仁多地区は去年閉校した高尾小学校を除く5つの小学校が今年度で閉校となり、6つの小学校が統合され、4月には新たに仁多小学校が開校します。

明治7年、1874年に開校し、152年という長い歴史を刻んできた阿井小学校。式では、卒業生がこの学校で過ごした思い出を語りました。

「今、振り返ると入学の日からきょうまで、たくさんのことがありました」
「連合体育大会ではキャプテンをしました。初めてのことでたくさん悩んだけれど、だんだんと自信がつき、意見をいったり、人前でも話をしたりする自分になることができました」

そして、教室の戻った卒業生は手紙を読み上げ、親への感謝を伝えました。

「大変なこともあったと思うけど、毎日学校に行かせてくれてありがとう」

卒業生
「6年間、小学校に通って、楽しかったこともあったし、悲しかったこともあったけど、とてもいい卒業式になってよかったです」

「終わっちゃうのは悲しいけど、最後の卒業生で学校でいろんなことができたので良かったです」

「友達をたくさん作って、楽しい中学校生活を送りたい」

保護者(阿井小学校の卒業生)
「阿井小学校はなくなりますけど、思いはこれからもずっと、つながっていくのかと思って、とても心強く思いました」

阿井小学校では3月22日に閉校式が行われ、在校生39人は、4月から8キロほど離れた場所に開校する仁多小学校に通うことになります。