かつての「新潟署」はどこにあった? 明治から続く警察の歴史

実は、かつて「新潟署」と呼ばれていた警察署が置かれていたのは信濃川の左岸、現在の寄居町側でした。

明治5年(1872年)、開港五港の一つとして栄えた新潟に“警察署”が設置されます。当時の中心地は新潟島。警察の拠点もその中心に置かれたのです。

初代の新潟警察署(1881年=明治14年竣工) 提供:新潟市歴史博物館

戦後の再編や昭和期の制度改革を経て、名称や管轄は変化します。昭和37年(1962年)には「新潟中央署」に改称。その後、上所には「新潟東署」が置かれ、その後「新潟署」となりました。こうして、名称は時代とともに入れ替わっていきました。

市区改正新潟市全図より(明治45年=1912年 提供:新潟市歴史博物館)
2代目の新潟警察署(左)と2代目新潟市役所(右) (提供:新潟市歴史博物館)

街の重心の移動とともに、警察署の名称もまた変わってきたのです。