要衝ホルムズ海峡“封鎖”続く 日本 石油備蓄の放出開始
イランが事実上の封鎖を続けているのが、“世界の石油輸送の要衝”ホルムズ海峡です。日本も輸入する原油の7割以上がここを通過しており、その影響は甚大です。

記者
「こちらのガソリンスタンドではレギュラーガソリンが185円と高止まりが続いています」
ガソリンスタンドからは“嘆きの声”が聞こえてきます。
給油客
「前回(来た時)が140円くらいだったので、上がり幅がかなり厳しい。結構、死活問題というか、車使う方はかなり困ると思う」
給油客
「今後、続いちゃったら困りますよね」
「お出かけ控えたくなっちゃうというか」
「これからいい時期なんですけどね」

事態長期化への懸念が広がる中、原油価格の指標となるアメリカのWTI原油先物価格は一時、1バレル=100ドルを再び突破しました。生活に欠かせない原油の供給不足に備えて、政府も動き出しました。

木原稔 官房長官
「民間備蓄石油15日分を放出することとしました」

ホルムズ海峡の“封鎖”で、日本に来るタンカーが今月20日ごろから大幅に減る恐れがあり、政府は16日から石油元売り各社に義務付けている備蓄量を70日分から55日分に引き下げました。国内需要の15日分の石油を市場に放出する構えです。

これに続いて、国家備蓄についても今月下旬に国内需要の1か月分を放出します。石油の備蓄放出はロシアによるウクライナ侵攻で原油が高騰した時以来、4年ぶりのことです。

ただ、現在の備蓄量は全部で254日分。“封鎖”がそれより長引けば事態が深刻化することは避けられません。














