■話を聞く刑務官

強盗殺人などの罪で服役 受刑者「こういう話をしたところで、真に受けてもらえないんじゃないか」

刑務官「自分が今感じていることとか、聞こえているものとかを話すと、周りは信じてくれないんじゃないかと感じているということ?」

強盗殺人などの罪で服役 受刑者「そうです」

刑務官は受刑者の発言を否定せず、話を聞きます。部屋の内装が違うのも、受刑者がリラックスできるようにするためで、刑務官も制服姿ではありません。

山形刑務所では、拘禁刑の導入に先駆けて、およそ2年前から受刑者の必要頻度に応じてこの対話の時間をとってきました。



山形刑務所 土屋所長「刑務所=刑務官というイメージが強いかもしれないが、受刑者に対して刑務官だけではなくて、いろんな人たちが知恵を出し合ったり、力を出し合って、受刑者が社会復帰できるように、再犯しないように動いている。そこが拘禁刑になっての大きな変化」



強盗殺人などの罪で服役 受刑者「話を聞いてもらったことによって、自分の意見を、普段話せないこととかを話せたから、それですっきりしている部分はある」

記者 Q今何を思って過ごしていますか?「今、聞こえてくる声でワーワーしていて、声に言われることで振り回されている状況だから、何を思うこともない」



強盗殺人などの罪で服役 受刑者「加害者受刑者は、衣食住に医療費に、望んで通れば職業訓練なんてものまで税金でやらせてもらえるじゃないですか。犯罪被害者がどうかといったら、やらせてもらえない(そうではない)。自分に使われた税金に見合う以上の社会貢献を、できることなら思っているけど、諦めているところ」