「今回の戦争は核の脅威をさらに増大させただけ」

イスラエルの有力なシンクタンク、国家安全保障研究所の上席研究員シマ・シャイン氏。

情報機関モサドの元幹部でイランの分析を行ってきた。イスラエルはまだ戦争の目的を達成できていないと話す。

シマ・シャイン氏
「今回の戦争では核施設が攻撃されました。問題は濃縮されたウランがそこに残っていることです。イランが持ち出し、別の場所でさらに濃縮できます」

目的とは逆の結果をもたらすことを恐れている。

シマ・シャイン氏
「今回の戦争は核の脅威をさらに増大させただけです。今イランは核爆弾を保有したいはずです。より強力な抑止力になると考えるからです。ですから、これは戦争の負の側面になるかもしれません」

追い詰められたイランが、核開発を加速させる可能性があるという。イスラエルは、イランの核の脅威がなくなるまで戦いを続けるとみているが。

――戦争はどのように終わるとお考えですか?トランプ氏はネタニヤフ氏よりも早くおわらせたがってるようにみえますが

シマ・シャイン氏
「トランプには様々な懸念があります。1週間か10日ほどで戦争を終わらせたいと考えるかもしれません。ネタニヤフはそれに合わせる必要があるでしょう。アメリカが戦争をやめてしまえば、イスラエルだけで続けることはありません。一緒に始めて一緒に終わるでしょう」

――いつ終わらせるかを決めるのはトランプ氏なのですね。
「間違いなく始まりも終わりも、決めるのはトランプです」