"生きる力"を身につけてほしい

<齋藤幸男さん>
「さあやってみよう。この街をつくっていくのは君らだもん。これくらいやれなきゃだめだ。25分スタート、はい、はじめ」

齋藤さんは全国の学校をめぐり防災ワークショップを実践していて、静岡県にも何度も足を運んでいます。

「市の毛布はあてにならない」
「書いといて、そうすると市役所も考えるから」

防災を切り口にして身につけてほしいのは“生きる力”です。

齋藤幸男さん
「恐怖の防災には限界があるんですよ。諦めない心と希望を捨てない心をつなげて伝えるためにここに来たんだよと。恐怖の防災から希望の防災を伝えるために。残りの人生の中でたくさんの先生たちに、子どもたちにその意味を伝えていきたい」

教え子の死を胸に、目の前の命に向き合うこと。笑えなかった先生が生徒たちに背中を押されて踏み出した新たな人生の役割です。