取り締まりは「数から質へ」転換できるか
最後に、つい先日も富山県で暴走車が猛スピードで信号を無視して軽乗用車にぶつかり、親子2人が亡くなる痛ましい事故がありました。こうした悪質な事故防止や捜査に従事し、適正な職務遂行に努めている方々に敬意を表しつつ、「取り締まりの目的は件数を稼ぐことではなく、事故防止である」という通達の趣旨は、私も忘れずにおきます。
数から質へ――前代未聞の不祥事が、良い意味で交通取締りのターニングポイントになることを、願っています。
◎潟永秀一郎(がたなが・しゅういちろう)

1961年生まれ。85年に毎日新聞入社。北九州や福岡など福岡県内での記者経験が長く、生活報道部(東京)、長崎支局長などを経てサンデー毎日編集長。取材は事件や災害から、暮らし、芸能など幅広く、テレビ出演多数。毎日新聞の公式キャラクター「なるほドリ」の命名者。














