原油高騰長期化しない理由は

理由はIEA=国際エネルギー機関が石油備蓄の協調放出を決定したこと。

日本のガソリン価格も補助金が適用される170円を大きく超える可能性は低いと言います。

日本総合研究所 調査部 石川智久 部長
「170円を超えたところではどうしても止めなきゃいけないというのは今の政府の考えでありますし。世界各国も絶対越えてはいけないラインというのがあるはずなので、そこを越えさせないために備蓄を放出したり、他の地域の生産を急いだりとか、そういった感じで動いていくと思います」

3月終わり~4月中旬には一定の解決あるという見立ても

専門家が原油の高騰が長期化しないという分析をした背景を詳しく見ていきます。

IEA加盟国の石油備蓄日数を見ると2024年8月時点で日本は203日分と備蓄量は多い方になります。

これは石油資源をもたない島国で製造業が多く、石油に頼っていることが背景にあります。

備蓄を放出した場合、備蓄量が少ない国から石油の争奪戦が始まっていくと石川さんは指摘します。

そして、中東から原油を輸入しているアジア諸国からの反発は大きくなり、中東での原油の高騰が欧米市場にも波及。

世界中が困り動く事態になるので、3月終わりから4月中旬には一定の解決があるのではないかということです。