太平洋戦争中に特攻で戦死した隊員の両親が息子をしのび大切に育ててきた桜、世界平和を願うかのように今年も可憐な花を咲かせています。

宮崎市の県護国神社の境内にひっそりとたたずむ一本の山桜。

この桜は太平洋戦争中、特攻隊に所属していた永峯肇さんの両親が息子の無事を祈って、自宅の庭に植えたもので、3年前、この場所に移植されました。

1944年、19歳という若さで、特攻により戦死した肇さん。

いまだ戦争がなくならないこの世界へ語りかけるように、今年も力強く花が咲いています。

(参拝客)
「すごい力強いというか、すごい立派な桜が見れて良かった。この子が大きくなった時に、(戦争の事を)昔話のように語れればそれがいちばんいいのかなと思います」

桜は来週半ばぐらいまで見ごろだということで、県護国神社では今月28日、特攻勇士慰霊祭が行われる予定です。