「ちむぐりさ」(肝苦さ)の語り合い

会のホームページ

ホームページにつけたこのタイトルには、沖縄の言葉で、「誰かの心の痛みを自分の悲しみとして胸に抱くときに生まれる深い共感」という意味が込められています。

「語り合いの場」の参加者の一人、元日本兵の照屋さんの言葉です。

【朗読】
これまで皆さんが自分の戦争体験を語り、語り合っているのを私はそばで見ていました。私には、そばで見ているしかできなかった。それは……私には、まだ言葉にできない。重たいものが……ずっと背中に重たい罪を背負ってこれまで生きてきましたから

「人を殺めた」ことを誰にも言えず、長年、苦しみ続けていました。戦争体験を話すことができたのは、参加から6年目を迎えたころ。戦時中、日本軍が壕を使うために住民を追い出そうとすると、泣き叫ぶ赤ん坊を抱いた母親が、照屋さんの足にすがってきたといいます。

照屋さんの体験を朗読する俳優 新垣正弘さん

【朗読】
「お願いです、この子だけは生かして! 」と言うもので…。この辺の記憶がもうあやふやなのですが…私はその親子を撃った。気付いた時には、二人とも真っ赤な血を流して死んでいました

「語り合いの場」で自身の心情を話した照屋さん。同じ参加者で元日本兵のケイスケさんは、声を上げて泣く照屋さんに、ある言葉を語りかけましたー

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沖縄戦体験者の心に寄り添う取り組み「語り合いの場」についての特別番組は、3月15日(日)深夜0時50分からRBCテレビで放送されます。