JR九州初の“脱線” たった1人乗っていた運転士
当時のリポート「熊本駅の南側です。回送車両が、車両基地に向かう途中で脱線しています」

『つばめ 800系 U005編成』。この日の営業運転を終え、富合町の車両所へ戻っているところでした。
車内にいたのは運転士ただ1人。当時、新幹線の運転士になって2年目だった枝元正哉さんです。

回送中とはいえ、時速80キロで走行中でした。
地震発生時の運転士 枝元正哉さん「最初は下から突き上げるような衝撃がきて、運転席の天井に頭をぶつけました。その後、イスから落ちるくらいの左右の揺れがきました。その時点では地震と分からなくて」
停電した車両から外に出た枝元さんが見たのは、レールから外れた車輪でした。

“新幹線の脱線”
枝元さんは もちろん、JR九州でも初めての事態でした。














