2月、北海道函館市の中学校に「俺にぶつかってきた生徒を出せ」「殺すぞ」などと電話をかけて、中学校に対応を余儀なくさせて業務を妨害したとして35歳の男が逮捕されました。

威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む35歳の無職の男です。

男は、2月9日午後2時半前、函館市豊原町の市立中学校に電話をかけて、応対した職員に対し「お宅の学校に俺にぶつかって来た生徒いるだろ」「生徒いるんだろ、出せ」「おい、殺すぞ」などと脅迫し、中学校の業務を妨害した疑いが持たれています。

電話を受けて中学校は、警察への通報や、保護者への登下校時の送迎依頼をしました。また、登下校時に教職員を配置し警備を強化したり保護者へ防犯メールの送信したりするなど、本来は必要のない対応を余儀なくされたということです。

電話の後、教頭が警察署に通報して事件が発覚。警察は所定の捜査から男を割り出し、裏付け捜査を進め容疑が固まったとして、11日午前、男を逮捕しました。

威力業務妨害容疑で35歳の男を逮捕した函館中央警察署

取り調べに対し35歳の無職の男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、男は学校に対し「スマホをいじりながらぶつかってきた女子生徒がいる」などと説明したということですが、これまでに該当する生徒は確認できていません。また男と、この中学校とのつながりも確認できていないということです。

警察は男の動機を調べるとともに、余罪の有無についても調べています。