「餃子の王将」を展開する会社の社長が射殺された事件で殺人などの罪に問われている暴力団幹部の男の8回目の公判が11日開かれ、「餃子の王将」の店舗で店長を務めていた社員らが証言台に立ち、事件前にあった社長の異変を証言しました。
起訴状などによりますと、特定危険指定暴力団「工藤会」系幹部の田中幸雄被告(59)は2013年12月19日早朝、京都市山科区の「王将フードサービス」の駐車場で、社長だった大東隆行さん(当時72)を銃で殺害した罪などに問われています。
今月11日の公判では、事件当時、「餃子の王将」で働いていた社員らが出廷。事件の3~4か月ほど前に、大東社長のある異変に気づいたと証言しました。
社員は当時、ある店の店長を勤めていて、事件の3~4か月前、業績不振店の店長が集まる会議に参加した際、訓示をしていた大東さんが「矢でも鉄砲でも俺は怖くないぞ」と突然、話したと証言。「社長らしくない、おかしいことを言うと思った」と当時の心境を語りました。
また、会議終了後、社員が大東社長に直接、言葉の真意を尋ねたところ、大東さんは誰からかは明らかにしなかったものの、「電話でお前を殺したろか」などと脅されていると答えたと証言しました。
これに対して弁護側は、大東さんを脅した相手について心当たりがあるかを問いかけたほか、王将とトラブルがあるとされる人物の名前を1人ずつ挙げ、知っているかどうかを確認していました。
初公判で「私は決して犯人ではありません」と無罪を主張している田中被告。直接証拠が無いなか、双方は「犯人性」について争っていて、次回の裁判は今月16日に開かれます。
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