中東情勢による影響は、ガソリンスタンドに留まりません。
石油製品を多く扱うクリーニング店からも、今後を不安視する声が上がっています。
宮崎市上野町にあるクリーニング店。
春先は冬物衣類のクリーニングで繁忙期を迎えるため、原油の仕入れ価格の動向に、強い危機感を抱いています。
(ルミネ 伊奈 治 社長)
「ドライクリーニングに使う石油が原料の溶剤になるんですけども、今後どうなるかっていうのは、不安は当然ありますね」
ほかにも、包装用のビニールにハンガー店で使うものの多くが石油を由来とするものです。
さらに、洋服の仕上げとして、乾燥機やアイロンで蒸気を用いますが、その燃料として多くの灯油を使います。
5年前は、1リットルあたり74円程度だった灯油の価格も、現在は114円と5割ほど上昇。
伊奈社長は、サービスの質を維持しながらコストを抑える方法を模索しています。
(ルミネ 伊奈 治 社長)
「値段を抑える中で、ハンガーとしての品質を保っている(値段が安い)品物はないかと探す努力は、常に続けている」
しかし、仕入れ価格のさらなる高騰が現実味を帯びるなか、経営努力によるコスト削減も限界に近づいています。
(ルミネ 伊奈 治 社長)
「なかなか余裕がない状況の中で、価格転嫁も、これからの状況次第では、視野に入れなければいけないのかなという気はしています」
混乱が続く中東情勢。先行きの見通しが立たない状況に、関係者の不安が募っています。
中東情勢が今後どうなるのか注目されます。
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