母の思いは
康太さんの姿を見つめてきた母・由美さんは、気にしていることがありました。

康太さんの母「私、普通のお母さんより構ってあげることができなかった。12歳で出て行ったので。だいたい高校までそばにいて、お弁当作って・・・そういうこともしてあげられなかった。そういう点では康太がどう思っているのかな?って思いますね」
なかなか本人には伝えられない思い。その思いを手紙として託してくれました。

『康太へ。6年生の秋、まさか合格するはずがないと思いながら受けたアカデミーの選考会に合格し、入校が決まりました。
ついこの前までランドセルを背負っていた康太を福島へ連れて行き、寮に置いて帰るとき、私たちの姿が見えなくなるまでじっと立って見送っていたあの姿は、今でも忘れられません。
2011年3月11日、東日本大震災が発生。何事もなかったかのような顔をして帰ってきた康太。本当は大変な思いをしてきたはずなのに「オレ、意外と"あっけらかん"としているから大丈夫」そう言っていましたね。
その後、まさかのプロ入り。
康太の母だったからこそ経験できたことが山のようにあります。嬉しいことも、つらいことも、すべてが宝物です。あっけらかんとあなたらしく。人生はまだまだこれから。ずっと応援しています。母より』















