中東情勢が緊迫化するなか、現地に滞在する日本人の退避が相次いでいます。海外旅行や出張先などで急に情勢が悪化した場合、私たちはどう対応すればよいのでしょうか。

渡航に影響する「危険情報」とは?レベルは4段階

高柳光希キャスター:
外務省の「危険情報」とは、渡航や滞在にあたり、注意が必要な国・地域の情勢や安全対策の目安を知らせるものです。主に紛争やテロ、災害、感染症などが発生した場合に出されます。

危険情報のレベルは4段階あります。

▼レベル1「十分注意して下さい」
▼レベル2「不要不急の渡航は止めて下さい」
▼レベル3「渡航は止めて下さい(渡航中止勧告)」
▼レベル4「退避して下さい(退避勧告)」

TBS報道局政治部 外務省キャップ 大﨑雅基 記者:
危険情報は、あくまでアドバイスであり、法的拘束力はありません。そのため、従わなくても罰則を受けるということはありません。

しかし旅行会社などでは、危険情報が出ている中でツアーを敢行し、何かあった場合は責任問題になるので、レベル2の状態になるとツアーを中止する会社は多いそうです。

一方、商社などでは、レベル2・3といった多少危ない地域でも、安全を確保したうえで、現地に残ったり出張に行く会社もあるようです。

私も前職でケニアに駐在したときは、現地の移動手段や自宅の警備などの安全対策について外務省に伝えた上で渡航したという経験もあります。